Gott im Detail

数日ムネモシュネにかかりきり。
パネル75、76,77と仕上げてきて、シラクサドラクマ硬貨を調べる一方では、17世紀イングランドのメダル製作者や1920年代ドイツの化粧品広告を探索するという、一見したところは支離滅裂ぶり。
けれど、細部に入り込むほど、展望が開けるような気がすることも事実だ。

ごく単純素朴なリサーチ能力の問題かもしれないが、それによって確実なことを明らかにし積み重ねる作業によってはじめて、精神的な健全さが保たれているように感じる。