バーダー・マインホフ・コンプレックス

RAF(ドイツ赤軍)を主題にしたドイツ映画『Der Baader-Meinhof-Komplex』がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。概要はここ 。作品情報はここ 。この映画にもベルント・アイヒンガー(『ヒトラー最後の12日間』)が絡んでいる。

3月20日に日本公開予定のトム・クルーズ主演『ワルキューレ』(公式サイト)もそうなのだが、『政治の美学』に関わる人物の映画が続く。RAFについては第I部第2章で、『ワルキューレ』の主人公については第3部の序などで触れた。ところで、若松孝二監督『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』(DVD)は2月に発売予定。

映像化は事件が「過去の遺物」になったことを意味するのだろうか。それとも、それ自体が悪魔祓いか、招魂か。